2016年8月29日の「日経プラス10」で、「通信料10分の1 人気の格安スマホ フリーテルの実力は?」の話題がありました。
格安スマホは、月額料金は、平均で大手の3分の1と言われています。利用者の増加で、秋葉原のヨドバシカメラでも、入り口の目の前に、格安スマホのFREETEL(フリーテル)のコーナーがあります。
この場所は、開店以来ドコモなどの通信大手が独占していた売り場の一等地ですが、ヨドバシ全店の合計で、FREETEL(フリーテル)の契約件数は、13ヶ月連続で1位を続けています。
FREETEL(フリーテル)は、日本のブランドで、機能性、個性的な端末など、品質の高さを売りにしています。手がけているのは、2012年設立のベンチャー企業の、プラスワン・マーケティングで、端末の企画開発から通信のサービスまで、幅広く展開しています。更に、サポートセンターを社内に構え、アフターサービスの充実をはかっています。
FREETEL 楽天市場店
しかし、格安スマホには、消費者の抵抗感がある様で、専門の店舗を持つ大手に比べて、売り場が少なく、困った時に相談しにくいとの懸念もある様です。
プラスワン・マーケティング代表の増田薫さんの話では、FREETEL(フリーテル)は、FREETEL(フリーテル)のブランドでスマートフォンを作っているブランドで、それと同時に、SIMカードと呼ばれる通信のブランドもFREETEL(フリーテル)で行っている。つまり、ハードウェアと、通信の両方を一社で行っている会社です。
FREETEL(フリーテル)スマートフォン一覧
FREETEL(フリーテル)SIMカード一覧
携帯電話は、皆さん7,000位の月額料金を支払っていると思いますが、FREETEL(フリーテル)だと、毎月1,500円位になるのが、大きな特長です。
格安スマホの契約回線数は、右肩上がりで上昇しており、2013年は75万回線、2014年は173万回線、2015年は326万回線、2016年は539.4万回線となっています。そして、2017年には、820万回線になると予測しています。
日本は、世界の中でも高い通信料金を支払っている人が多いので、その料金を下げたいというニーズがあった為、成長できた様です。2015年位に、政府からも通信料金を下げろとの要望が上がって、このマーケットに注目が集まっているとの事です。
通信会社を選べるSIMのフリー端末のシェアは、FREETEL(フリーテル)が、56%、エイスースが、24%、ファーウェイが10%、その他10%となっている。
最もこだわったのは、品質で、通信料金が3分の1になっても、使い勝手が良くないとか、インターネットの速度が遅くなってしまうなどの事があれば、マーケットは広がっていかないと思うので、FREETEL(フリーテル)としては、通信速度も、今まで使っていた携帯と同じ位で、更に、スマートフォンもニーズに合ったものを提供していく事を心がけたことにより、シェアを広げる事ができたそうです。
全部でスマートフォンは、8機種あり、スマートフォンは、日本人の職人が全て手作りで作っているそうです。値段は、12,800円から5万円台までとなっています。
スマートフォンMUSASHIという製品は、ガラ携の使い勝手を残したいというお客様が多かったので、二つ折りの仕様で、2画面で、折った裏面にも画面があるので、ガラ携のいいところを残しつつ、スマートフォンのいいところを取り込みたいと思い作った商品です。
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FREETEL MUSASHI / フリーテル SIMフリー スマホ ムサシ ブラック/ホワイト/シャンパンゴールド |
Priori 3S LTEは、アンドロイドのスマートフォンですが、スマートフォンを使っていると、電池の持ちが悪いために、いつも電源を探していると思いますが、Priori 3S LTEは、電池が3日持ちます。
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freetel priori3S LTE フリーテル スマートフォン プリオリ パールホワイト/マッブラック/ネイビー |
REI 麗は、スマートフォンの中で一番売れている商品で、フルメタルの製品で、5色出しています。メタルは、色を物凄く付けるのが難しく、更に、電波を通しにくいので、裏側の白い部分を1.5mmのアンテナにしている。
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FREETEL SAMURAI REI レイ フリーテル SIMフリー スマホ メタルシルバー / スカイブルー / シャンパンゴールド / ピンクゴールド / メタルブラック |
●FREETEL(フリーテル)安く出来る理由は
1.自社で企画・開発・設計している。企画開発は日本で、アセンブリだけ日本の基準で、中国で行っている。
2.海外展開による数量増で、コスト減。現在、10カ国で販売している。
通信料が安いのは、NTTドコモさんの通信設備を利用して、FREETEL(フリーテル)は、通信手段をお客様に提供しているので、設備投資のコストがかかっていない。料金体系は、一番安いのは、LTEのドコモ回線で、299円から提供している。LINEのメッセージ機能は、課金対象にしていない。ポケモンGOの通信料金も無料となっている。