街中で、無料のWIFIがあると、携帯の容量の問題もあるので、電話会社の回線を使わずに、無料のWIFIを使っている人も多いのではないでしょうか。
2016年7月13日のワールドビジネスサテライトで、「無料のWIFIの落とし穴」について説明がありました。
シマンテックのニック・サヴィデスさんの話では、Eメールを盗み取る事は、簡単にできるそうです。情報を盗む目的で、自治体や有名なお店をかたる偽のWi-Fiが設置されることもあるそうです。
その為、シマンテックでは、Norton WiFi Privacy(ノートンWiFiプライバシー)と言うアプリを3,600円(ios版1年間)を販売開始したそうです。
ノートン WiFi プライバシー
このツールを使うと、インターネット上に仮想の専用通信網をつくる「VPN」を活用するので、フリーWiFiを安全に使う事ができるそうです。
渋谷で、フリーWiFiを探すと、およそ50のWiFiサイトが見つかり、中には、カフェや小売店の無料のWi-Fiがありました。尚、パスワードを入力せずに使えるWiFiは危険で、鍵がかかっていないWiFiは、すぐ使える利便性があるが、その分、暗号化されていないので、ハッカーにデータが全部丸見えになる危険性がある。
安全に無料のWi-Fiを使うには、パスワードなどの個人情報を入力しない事や、街中では、自動的にWi-Fiにつながらないように接続設定をOFFにしておく必要があるそうです。
東京オリンピックにむけWi-Fiスポットは、増えていくので、ちょっとしたツールで誰でも、傍受できてしまうので、Wi-Fiを設置しているのが、企業だったり、変な目的で使っていなくても、使う側は、注意しなければいけないとの事でした。