2018年5月5日の「世界一受けたい授業」で、「解読され難いパスワードを作る方法」 について説明がありました。
番組に出ていたイギリス人のジェイク・デービスさんは、世界的ハッカー集団のアノニマスの元一員で、政府や、CIAの機密書類をリークして、多くの人を混乱させた罪で、逮捕されて、出所後は、逆に、大手IT企業なので、セキュリティコンサルタントとして、活躍しています。
日本でも約1400万件の個人情報が流出していますが、ハッカーは、よほど複雑なパスワードで無い限り、1分位でハッキングできるとの事です。
パソコンに侵入されてしまうと、ネットバンキングで、お金を引き出されたり、他人のSNSに侵入して、勝手にデタラメな写真を投稿されてしまうかもしれません。
この様な被害に遭わないために、パスワードを強化する必要があります。
近年、被害にあった6桁のパスワードの中で、最も多かったパスワードは、”123456”の連番だそうです。
2016年にネット犯罪に遭った1,000万件のパソコンのうち、170万件のパスワードが連番だったそうで、その他にも、未だにパスワードが、生年月日の人も多いと思いますが、それはあっという間に、解読されてしまうそうです。
パスワードを作る時は、自分の中に、1つ決まりを作り、例えば、2018年5月5日が誕生日の場合、そのままだと、20180505に設定しがちですが、先頭の数字の2を、最後に持って行き、01805052など、自分の中で、簡単な決まりを作ると、破られにくくなる様です。
それから、パスワードが簡単に見破られる原因が、本人確認の秘密の質問ですが、これは、パスワードを忘れてしまった人用に作られた本人にしか分からない秘密の質問ですが、例えば、”あなたの小学校は?”と言う質問に対して、本当の小学校を答えてしまうのは、ダメだそうです。
SNSが普及した今では、出身小学校、生まれた街、ペットの名前などは、簡単に探せてしまいます。
その為、”あなたの小学校は?”と言う質問に対しては、実際の小学校ではなく、あなたの好きな”ショートケーキ”などや、”兄弟の名前は?”と言う質問に対しては、好きな音楽家の”バッハ”にして、真面目に答えない方が良い様です。