2017年7月25日の「ワールドビジネスサテライト」で、「格安スマホの現状と、子供向けの格安スマホ」の話題がありました。
安さを武器に「格安スマホ」の契約件数は急速に伸びていて、2017年3月末には、810万件、2019年の予想では、1,570万件に達すると予測されているそうです。
●KDDIグループのUQ mobileは、データ量2GBの契約で、無料通話1回あたり、5分以内の場合は、月額料金1,980円です。
UQモバイル
●ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileは、データ量2GBの契約で、無料通話1回あたり、10分以内の場合は、月額料金1,980円です。
ワイモバイル
●NTTドコモの回線を使う楽天モバイルは、データ量2GBの契約で、無料通話1回あたり、5分以内の場合は、月額1,880円です。
尚、楽天モバイルの場合は、この月額1,880円の中に、スマホ本体の分割購入代金も含まれていて、一段と割安感をアピールしているそうです。
楽天モバイル
「格安スマホ」を展開する事業者は、600社以上あり、競争が激化しているそうです。
TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブグループのトーンモバイルは、子供向けの格安スマホ「TONE m17」3万4,800円を8月に発売するとの事です。
午後2時の下校時には、使えているスマホが、午後10時になると、自動的にロックされる仕組みだそうです。
購入時に年齢を登録することで、12歳以下の子どもが持つ端末は午後10時~翌6時まで、自動で使えなくなる仕組みです。
更に、親子でスマホを利用する約束事を決める契約書があり、電話や、アプリの利用時間を細かく決める事ができます。
その契約書を、スマホのカメラで撮影すると、 親子の約束設定に、内容が反映されます。
子供が使える時間以外にアプリを起動しても、「現在利用できない時間です」とのメッセージが表示されますが、両親のスマホからは、利用時間以外でも電話ができます。
設定は、親のスマホにダウンロードしたアプリで行い、他社製のスマホでも利用が可能です。その設定を、子供が持つ、トーンモバイルのスマホに反映させます。
トーンモバイルは、月額1,500円を払えば、8月から10分以内の通話とネットが使い放題ですが、今回の子供用の機能は無料で使えます。
今回、トーンモバイルは、母親世代に人気の女性誌「VERY」とサービスを開発し、「子供にスマホをもたせたいが、使いすぎるのは心配」という悩みを解決するサービスを展開し、顧客の獲得を目指すそうです。
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