2017年9月24日の「ワールドビジネスサテライト サンデーSP」で、「全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴った時に使用するアプリ」の話題がありました。
全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴った時に、どうすれば良いのか、悩む人も多いと思いますが、日本大学危機管理学部次長の福田充教授の話では、Jアラートを聞いた後で、避難行動にとれる時間は、2分から3分、下手をすると、数十秒になる可能性もあるそうです。
その中でできる避難行動は、屋外にいたら、建物の中に入る、もしくは、地上階よりは、地下に入る程度の事しか、実はできないそうです。
近くにある頑丈な建物や、地下を見つける方法が、ポケットシェルターと言うアプリを使う事で、ポケットシェルター社長の久保田春咲さんは、東日本大震災がきっかけで、防災アプリを開発したそうです。
最近、北朝鮮のミサイル問題が出てきたので、地下出入り口や、頑丈な建物の情報をアプリに搭載しているそうで、それらの場所に、ナビゲートしてくれるのが、”ポケットシェルター”です。
”ポケットシェルター”は、GPSを利用するので、回線がつながらない時でも使えるそうです。元々は、地震などの防災用に開発しましたが、北朝鮮のミサイル問題を受けて、地下を見つける機能を開発して、来月サービスを開始する予定だそうです。
久保田春咲さんは、今後は、Jアラートと連動して、アプリが立ち上がる様にしていきたいと話していました。